月のもの ➄（骨盤底筋群のおはなし）

前回の布ナプキンのおはなしでは

私の思う布ナプキンのよさは
「あたたかさ」と「経血コントロールのし易さ」なのかなってことですが。

要約すると

経血を支配（コントロール）するというより
出したい時に出せる環境と時間が必要であること

なにより

「自分のからだの声に気づく」ということが大切なのでは

ということでした。

詳しいことはぜひ「月のもの ➃」をどうぞ。

その他のこととして

ちつ周りをある程度トレーニングしておく必要性は感じていて

いざという時はちつ周り

つまり、骨盤底筋群の働きで
経血漏れを防ぐことも可能ですし

尿漏れやちならを予防したり改善したり、内臓脱や子宮脱を引き起こすリスクを下げることも可能かと。

とにかく女性にとって
骨盤底筋群を働かせておく事は
色々な面で重要と思われます。

（最近は男性にも有効とのこと。）

私もより経血コントロールを深めたいというところから、色々と学びを深め
より簡単で、尚且つ、長続きしそうなトレーニング法を
ナグの講座でもご紹介するようになりました。

実は、血の道療法でも丹田を意識する事を特に大切にしていて

今更ながら
丹田やまたその奥、要は骨盤底筋群を働かせておく事の重要性を日頃から学んでいたことに気づいたのです。

骨盤底筋群というのは

「インナーマッスル」と言われている通り奥の方にある筋肉で
腹横筋、多裂筋、横隔膜と一緒に
「インナーユニット」としてチームで働いています。

なので、呼吸や姿勢も大事な要素となっていて
日頃の身体の使い方で、そのインナーユニットのスイッチをオンにしておく事が大切です。

女性の骨盤底筋群は、元々緩みやすい構造になっていて

そこを刺激したり働かせていく事が大事と言われてますが

中には頑張り過ぎて、カチコチに硬くなる人もいて

結果、筋力低下を起こし兼ねません。

筋肉を緩めることって

骨格筋でも表情筋でも

意外に皆さん不得意としているようで

縮めたら緩める

力を入れたらリラックス

呼吸と連動させながら

柔軟性を高めるようなエクササイズが良いかと思います。

ナグでは骨盤まわりケアとしても講座をしているので
ご興味がある方はぜひお問い合わせください。

少し難しくお話してしまいましたが

大事さがどうか伝わりますように。

先ずは深呼吸と丹田の意識から。。。