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おっぱいマッサージ ➁
皆さんは「おっぱい」と聞くと
どういう印象を受けますか?
そして堂々とその言葉を口にできますか?
おおくにたま鍼灸院の三上先生は
あえてこの施術に「おっぱい」という言葉を意図してつけているのですが
その理由の1つに
「おっぱい」という単語に
優しい気持ちになったり
明るいイメージを持っていただきたい
という気持ちがあるからだそうです。
逆にその言葉にトラウマやコンプレックスを感じたり
いやらしいなどのネガティブなイメージを持つ方がいるかも知れません。
実は私もその1人でありました。
幼い頃から性的なコンプレックスがあったことが引き金になり
なかなかそのような言葉が受け入れられなくなっていた時期があります。
そんな私でも
おっぱいが活躍する時がありました。
それは授乳です。
授乳時の私の胸は友人達から
衝撃と笑いが起きたくらい
破裂する勢いのごとく大きくなり
あれはおっぱいというより
牛の乳の様相。
そんなに大きいくせに
母乳の出が悪く
乳房は熱を持ち腫れ上がり
痛みが増し
度々乳腺炎となる始末。
1人目も2人目も
必要以上に大きくなるのに出が悪く
母乳を早めに断念しなくてはならなくなり
「なんて役に立たないのだろう」
と嘆いたものでした。
おっぱいマッサージという
産後ケアの存在も知らず
今思えば、自分にもっと知識があればと
とても残念に思ってます。
悲しい事は授乳後も訪れるわけで
大きくなった胸が萎むと
胸が下に下がり始め
一気に歳をとった気になるのでした。
もう見たくないくらい。
さて、血の道とは
如何に重力から身体の重みを避けてあげるかがキーワードであり
身体の中心ラインから出ている胸とお尻はより重力がかかりやすく
ケアの必要性を感じてはいましたが
胸と向き合うことに不便を感じていた私は
しばらく放置していたのでした。
ある時、自分の間違いに改めて気づき
これ以上重力がかかり過ぎないようにという観点から、胸を大事にし始めたのが数年前のこと。
私の胸はとにかくカチコチになっており
中に鉄板が入っているような平たい硬いものを発見。
先ずは肋骨部付近の基底部の筋肉をほぐし
乳房へ優しく血を巡らせるような施術を
独学と自己流ではじめました。
そしたらなんと呼吸が楽にになり
姿勢も変わり、胸の見た目も変わる様子。
その頃、胸郭の調整で身体の変化が好転していく事を経験と学びで得ていたので
胸まわりをケアする事も大切なのでは
と気づき
フェイシャルケアに胸郭ケアを
プラスしてみたところ
想像以上に、色々とよき効果を
得られる事がわかりました。
胸まわりをより深く知りたい!
と強く願った矢先
「おっぱいマッサージ」の講座をしている
三上先生を知る事となり
すぐさま施術受けに行き、その後すぐに受講し今に至ります。
主に助産師さん達に囲まれながら、スキルアップの講座に今も通っているところです。
私の勝手な解釈ですが
トラウマやわだかまりって
心や脳からアプローチする事もできますが
単純に身体の滞り、物理的な解消で解決できる事がまだまだある気がしています。
何か不安やトラウマ、コンプレックスが強い人がいたら、それに向き合う事も大事だけど
先ずは身体を温めたり大事にしたり
自分に優しくじっくり触れてみてあげてはいかがでしょうか?
私も、全身優しく触れるようなケアを続けたことにより
自分の身体はもちろんのこと
あんなに苦痛だった胸に対しても
愛を持てるようになりました。
小学生からお年寄りの全ての女性にとって
大切なケアの一つにきっと
「おっぱいマッサージ」がある
と私は思ってます。
全女性が施術を含め
自分でもケアができる
という認識が広がりますように
と願ってやみません。
次回は私が2人の先生から受けた施術の時の、驚きの効果をお伝えできれば。。。