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書の道

月2回の書道のお稽古

先生に撮っていただいた1枚

 

元々は月イチで通っていたお教室。

もっと筆と仲良しになりたくて

月2回にお稽古日を増やしてもらいました。

 

そもそもは 墨の香りに癒やされながら

余計な事を考えずに集中できる時間が

それだけで贅沢で満足だったのですが

ここにきて、ちっとも上達できていない感と

家での練習時間をとるのがなかなか難しく

ついつい後まわしにしがちな日々を

少しでも好転させたくて

 

ちょうどその頃

先生のあるワークショップにて

他の生徒さん、Sさんとお会いし

お話を聞いているうちに

彼女のようになりたいなぁとの憧れを抱いて

月2回を申し出た次第。

 

そしたらなんと

そのSさんと同じお稽古日になり

勝手にご縁を感じている今日この頃。

しかも最近新しい生徒さんが加わって

なんとその方、私の旧姓と同じお名前。

 

ご縁にまつわるエピソード好きの私には

もってこいのネタとなり

よりウキウキで笠間まで通っております。

 

楽しい時って、何でもうまくいくものです。

というか、できないことも楽しくなる。

周りの方々が本当に素敵なタイミングで刺激をくれるし

先生のご指導に毎回感動をいただくし

私にはなくてはならない時間となりました。

 

しいて言えば、もっと練習したいけど

それがなかなか。

 

で、書道と血の道

同じ「道」がつくだけあって

共通点がたくさんあります。

 

きっと、茶道や華道、武道や合気道など、様々な「道」と繋がるものなのかなと。

 

身体の使い方や所作

呼吸や姿勢や意識に至るまで

自分の軸を見つけながら、細部にわたって自分と対話をしているような感覚に陥ります。

 

「相手を見ずに我を見る」

 

これは施術中に常に意識していることで

血の道の師範から教わった大切な言葉です。

 

書道でもついつい

夢中になりすぎると

息を止めたり、肩肘はったり

うまくいかないなぁと思うと

そこが原因だったり

 

基礎はできて当たり前だけど

それがなかなか身につかず

 

落とし込んだと思っても

自己流になっていたり

 

自分でも気が付かないうちに

悪循環が生まれていたり

 

全くもって、血の道の研修と同じような所を指摘されることの繰り返し。

 

それでも続けるということは

いつしか思いもよらぬほどの力になっていて

達成感を感じる前にいつの間にか

できていたするものなんですね。

 

その中でも特にありがたいことは

基礎を何度も何度も今だに教え続けてくれて

これはもうありがたいを通り越して正直

申し訳ない気持ちでいっぱいになりますが

 

先ずはそこが大事なのだと

毎回気づかせてもらってます。

 

その上で

音楽を奏でるように 絵を描くように  

イマジネーションと感性をフルに使いながら

身体をしなやかに動かすよう導いてくれる

先生のご指導に毎回感動してしまいます。

 

とにかく自分の世界を広げて豊かにするしかないのです。

 

それが無性に楽しい世界。

 

書道の道は奥深く

ほんのまだ入り口の私ですが

趣味は書道です!って堂々と言えるくらいになりたいものです。