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月のもの ➁(転換期)
「 月のもの ➀ 」の続き
− 20代までの氷河期−
師範からよく言われていたことは
他人に施す前に、自分の血の道が整ってないと意味がない、と。
身体がコンコンと冷えている状態で施術し続けたら
あなたが身体を壊してしまうよ!と言われ
20代の私。冷えている自覚もなく
本当にピンとくることはなく。。。
ただ、出産後、激痩せした私の身体はとても酷い状態でした。
ふわふわした眩暈が常にあったこと。
電車などの階段昇降で息切れしていたこと。
朝はなかなか起きられず、すぐに疲れてしまう。
ご飯も少量しか食べられないから
少しずつをちょこちょこ食べてしのぎ
夜は手足が冷たくて眠れないことも。
子供の時から
よく熱を出し
よくお腹が痛くなり
よく鼻血を出し
平熱は35度代。
今思うと冷えの温床のような子供時代。
そんな子供が大きくなっても
冷えてない訳もなく。
血液検査でも軽度の貧血を
指摘されていました。
そんな私に、20代後半に血の道療法の出会いがあり
自分にその知恵を落とし込みながら
技術を学ぶ日々が訪れました。
− 30代からの温暖化−
しばらくすると
体温は35℃代から36℃に。
36.0℃から36.5℃に上がるのには数年かかりました。
筋繊維症の跡は残っているとのことですがいつの間にか子宮内膜症も完治。
頻発してた卵巣出血もなくなるほど。
そして何より驚いたのは
気づいたら
生理周期が整ってたいこと
生理痛が軽減してたいこと
体質だと思って諦めていたことが
目に見えてよき方向に向かっている様子。
身体を温めるという
シンプルだけど本当に大切!
という事を身をもって体感し
劇的な変化を目の当たりにしたのでした。
「月のもの ➂」につづく